「印象派の絵画の世界! 大人のガーデンパーティ」判治ミホ連載83
「印象派の絵画の世界! 大人のガーデンパーティ」スタイリスト判治ミホのwedding story book 83
スタイリスト的な視点からフォトジェニックなウエディングを提案してきた判治ミホが、ふたりらしいウエディングをつくるための簡単アイデアとヒントをご紹介。
ナチュラルなイメージを連想しやすい屋外でのウエディング。爽やかなシチュエーションも素敵だけど、大人なふたりは、シックなテーブルセッティングで、友人との語らいのひとときを演出。
①ダークカラーのテーブル装飾で
ガーデンにつくる印象的な空間
ナチュラルにつくりがちなガーデンパーティを大人っぽく演出。
ダークカラーのシックなクロスや装花で、爽やかなガーデンを印象的な空間につくり込んで。
中世の貴族のようにおめかししたふたりが入れば、まさに印象派の絵画の世界。
②油絵のような大柄の花が印象的な布を
テーブルクロスに
最近はインクジェットプリントの技術が進んでいて、とても細かい柄の布が多く出回っています。今回使ったのも、そういったデジタルプリントの生地で、そのままパネルにしてインテリアとして使えそうな凝った柄のもの。
このダイナミックな柄の布をテーブルクロスにして、だまし絵のようなゲスト卓を作りました。柄の中にあるのと同じ種類の花を装花に使えば、本物と絵が交ざり合ってとても不思議な演出に。
特徴的な柄の布を持ち込んでトップクロスに使うアイデアです。
③インパクト大な野菜を使った装花アレンジで
サプライズ
装花アレンジに個性を出すアイデアの一つとして、野菜を入れてみるのはどうでしょう?
野菜も植物なので、お花と一緒にしても違和感なく、ちょっと不思議な感じに仕上がります。
ポイントは色みを揃えることで、少し癖のあるものを入れた方がおしゃれにできます。見慣れた野菜だとおかしな感じになってしまうので、例えばニンジンなら葉付きの洋ニンジンにするなどの工夫を。
トマトやイチジクなどは半分に切って断面を見せた方が、野菜っぽくて面白いです。
④アンティーク雑貨を添えたナプキンホルダーで
雰囲気づくり
カーテンを留めたりするのに使うような大ぶりの装飾的なタッセル付きのブレード(組みひも)をナプキンホルダーに利用。
アンティークキーやタグを添えて、全体のテーマに合うようなディスプレーに。
こんなふうにショープレートのセッティングに、テーマに合う雑貨を何かプラスしてあげると、雰囲気づくりに役立つので、何か小さなひとつのものでもぜひ取り入れてみてください。
本文引用:
「印象派の絵画の世界! 大人のガーデンパーティ」スタイリスト判治ミホのwedding story book 83
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