「生花で作るかわいいエスコートカード」スタイリスト判治ミホのwedding story book 8
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スタイリスト的な視点からフォトジェニックなウエディングを提案してきた判治ミホが、ふたりらしいウエディングをつくるための簡単アイデアとヒントをご紹介。
さまざまな種類の花が咲き誇る春の季節にぜひ試してほしい、生花を使ったエスコートカード。入り口で自分の名前を探す過程も楽しく、その後の演出にも利用できたりと何かと人気です。
カラフルに並ぶお花たちは、エントランスの装飾にもなってかわいい。
①標本みたいにかわいいウオールデコ
お花を1輪ずつぺたぺた壁に貼るだけの、一番シンプルで、そこがたまらなくかわいいウオールデコ。
保水も何もせず、そのままの姿で貼り付けたいので、あまり長い時間は持ちません。
開場の直前にセッティングするようにして、エスコートカードとして使った後は速やかに花瓶に入れてあげられるような段取りを。
ブーケとブートニアの儀式に取り入れるのもいいかも。
入り口で自分の名前の付いたお花を1輪ずつ手に取ったゲストは、その後の挙式で入場する花婿に手渡し。花婿はゲストから集めた花を束ねて、花嫁にプロポーズ。
花嫁は差し出されたブーケを受け取り、中から1輪抜いて花婿に渡し、プロポーズを受けます。
②宙に浮かぶお花がかわいいハンギング
透明な瓶にワイヤで持ち手を付け、そこにリボンを結んでつり下げました。直接瓶に結ぶより安定し、見た目にもかわいく。
ここでは、お花のカラーを揃えて、種類をいろいろにしてみました。
名前とテーブルナンバーはフラッグ状に作ったものを、お花と一緒に瓶に挿して使ってわくわくする楽しさを演出。
③たくさん並ぶ様子がかわいい一輪挿し
小さなガラス瓶に1輪ずつお花を挿してディスプレー。瓶ごと席まで持っていってもらい、そのままテーブルに飾ったりも。
ゲストの名前とテーブルナンバーは、瓶のラベルのようなデザインにして、テープのりで貼り付けています。
ガラス瓶はいろいろな色や形のものを用意して、お花の種類もさまざまな野花系を取り揃えると、ナチュラルでにぎやかなディスプレーに。
④きゃしゃなフォルムがかわいいリストレット
手首に着けて使ってもらえるリストレットをエスコートカードに。
ごくきゃしゃなフォルムになるように、ジャスミンのつるを軽く輪にして、ほんの少しの小花を添えます。
名前とテーブルナンバーは、タグ状に作ったものをくるっと巻き付けて。
ゲストみんなのお揃いアイテムになるので、かわいい記念写真が撮れそう。
⑤上からのぞくとかわいいプレート
平たいお皿に薄く水を張って、花首を並べたエスコートカード。
真上からのぞき込んで見るとかわいいので、少し低めの台にディスプレーするとベター。
名前とテーブルナンバーは、キャンドルの直径に合わせて丸く切った紙の中央に穴を開けて、キャンドルの芯を通すような作りに。
本文引用:
「生花で作るかわいいエスコートカード」スタイリスト判治ミホのwedding story book 88